徒然なるままのブログ。日記とも言う。

2008年8月27日水曜日

ダイブ (XRAYセッティングマニュアル翻訳)

ダイブ

訳注:前のスキッドの事はダイブというみたいです。というか、スキッドは
リアの事なんですね。

アンチダイブはブレーキング時にフロントが沈みすぎるのを防ぐのに使います、
荷重移動が100%柔らかいスプリングにかかるのを防ぎ、アンチダイブは荷重の
何%かをフロントロアアームにかけます。

プロダイブ(前上がり)はコーナー入り口や出口での曲がりの増加の調整で使わ
れます。プロダイブによりスロットルOFFによる荷重移動がよりスプリングに
かかるようになります。それに加えプロダイブによる角度はキャスターを増やす
ことになり、そのためコーナー出口での曲がりが良くなります。


アンチダイブ : 逆スキッド
(訳注:フロントのサスブロックの前側が後側より低い状態、フロントの後ろのサス
ブロック下にスペーサーを入れた状態)
 ・コーナー入り口でフロントのサスペンションが沈むことの抵抗となります。コーナー
 入り口でフロントへの荷重移動が減りますのでブレーキ時の曲がりとフロントタイヤの
 グリップが減少します。
 ・コーナリング中ロールの最大点に達するまでの時間が長くなります。コーナー中盤の
 曲がりとフロントのグリップがアクセルを入れるまで落ちます。
 ・フロントサスペンションはコーナー出口にて沈み込みます。しかし、キャスターが
 減少するためアクセルON時の曲がりが弱くなります。このアクセルON時の曲がりは
 Cハブのキャスター角を増やすことで対応できます。
 ・大きな、もしくは連続したバンプがあるサーキットではフロントサスペンションの
 機能が弱くなります。これはフロントサスペンションのスプリングを柔らかくする
 ことで対応できます。
 ・グリップが中~良の路面では前方向への荷重移動の影響で車の動きが良くなります。
 
プロダイブ :正スキッド
(訳注:フロントのサスブロックの後側が前側より低い状態、フロントの前のサス
ブロック下にスペーサーを入れた状態)
 ・コーナー入り口で前方への荷重移動が増えますのでアクセルOFF時の曲がりとコーナー入り口でのフロントタイヤのグリップが増加します。
 ・コーナー中盤での曲がりとフロントのグリップが良くなります。
 ・コーナー出口にてアクセルON時の曲がりとフロントタイヤのグリップが良くなりま
 すが、これはCハブのキャスターが変化せずフロントのドループがフロントのタイヤが
 浮く寸前の状態に設定されているときだけです。これはサスアームの変化でキャスタ
 ーが増加したことが原因です。
 ・大きい、もしくは連続したバンプがあるサーキットでフロントサスペンションの
 機能が良くなります。
 
 



0 件のコメント:

コメントを投稿