徒然なるままのブログ。日記とも言う。

2009年6月20日土曜日

こういうことか

前から興味があった「ばらさなくてもピストンの穴数を変えられる」ダンパー。
まずはシャフト。なんとDカットされている。
dd012e71.jpg

そしてピストン。上手く撮影できなかったのでマニュアルの写真を。
7dd3c94a.jpg

ポイントは2つのパーツを重ねていると言うこと。上にパーツには穴がたくさん。下のパーツは穴が
4つ。上のパーツはDカットされていて下のパーツには1カ所だけ外側に出っ張りがある。
ダンパーの中にこの出っ張りにぶつかる突起があり、それに当たっている状態でシャフトを回転させると
上のパーツだけが回転する。そして上下のパーツで穴が重なった物だけが有効になる。
ギザギザが付いているように回転するときはクリック感があり、それで切り替わったかがわかる。
(実際オイル無しの状態で回転させるとカチカチ音がする。オイル入れると音はしないけど
手の感触でわかる。)
1穴~4穴の変更がばらさなくても可能というのはこういう原理。

実際1穴と4穴では明らかに動きが違う。気軽に変更できるのはすごく良い。

ただ、T2Rは樹脂ダンパーなのね。アルミダンパーってあるのかな。



ダンパーの取り付けも面白く、まず、ロアアーム側は穴が1つしかない。まあこれはいい。迷わなくて済むからね。
ダンパーマウント側の穴は前5つ後ろ6つなのでロアアーム側に穴が複数あったら細かすぎて迷宮入りしそうだし。

この写真はロアアーム側のダンパー取りつけ部分。
bdb2559a.jpg

実はこの状態で固定されている。
見た目ビスもナットも無いでしょ?どうやって留めているのか?

bd5646df.jpg

このようにロアアームには長めのホロービスを入れるように指示されている。3mmくらいしか外に出ない
ように入れている。
そしてピポットボールではなくボールナットがダンパーのアジャスターには入っている。

ホロービスにボールナットを当て、ホロービスを緩める方向に回すとボールナットが締まることになる。
この方法で固定している。

ロアアームを組むときになんでホロービスを入れるんだろうと思ったらこういう仕組みだった。
これは良いわ。


スプリングはちょっと短めのスプリングだな。タミヤのショートスプリングの長さかな?
これは現場で周りと確認するかねえ。標準では一応フロントに硬め、リアに柔らかめ。



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