徒然なるままのブログ。日記とも言う。

2008年9月1日月曜日

アクスル (XRAYセッティングマニュアル翻訳)

アクスル

訳注:XRAYは
・ボールデフ
・ワンウェイ
・ソリッドワンウェイ
・ソリッド
・ワンウェイプーリー(センターワンウェイ)
の5種類の駆動系が選べます。また、ワンウェイ、ソリッドワンウェイ、
ソリッドはMulti-Diffというパーツで、モード切り替えで使えるようです。

==========ボールデフ==============
フロントボールデフ
フロントボールデフは左右のホイール速度差を許容し、ブレーキにおけるソリッド
アクスルアクスルのブレーキのいくつかの利点を持ちます。
フロントボールデフは最も一般的に低グリップ状態で使用されます。これはアクセルを
あけた状態でコーナーに進入したときのプレーキを容易にします。
フロントボールデフはリアボールデフと共に最も一般的に使用されます。
グリップがよい路面では応答を良くするために前後のデフを硬く調整することが出来ます。

フロントボールデフの調整による効果
硬い
・ステアリングレスポンスが悪くなります
・ブレーキング状態での安定性が良くなります。しかしターンインが悪くなります。
・コーナーの立ち上がりの曲がりが良くなります。
緩い
・ステアリングレスポンスが良くなります。
・ブレーキング状態での安定性が悪くなります。しかしターンインが良くなります。
・コーナー出口でのアクセルON時にアンダーステアになります。



リアボールデフ
リアボールデフはフロントボールデフと同じ構造です。 リアボールデフはリヤアクスルでは
一般的な選択で、すべてのフロント・アクスルタイプと組み合わせることが出来ます。
リアボールデフの欠点は重さと慣性がソリッドアクスルよりかなり高く、よりメンテ
ナンスを必要とすることです。

リアボールデフの調整による効果
硬い
・車がコーナー入り口でアンダーステア傾向になります。しかしコーナー出口では
パワースライドの為コントロールが難しくなります。
・スロットルON時の曲がりが良くなります。
・通常高グリップ路面向けです。しかしコーナー中盤でのリアの安定性が減少します。
緩い
・コーナー中盤とコーナー出口で安定性が向上します。
・スロットルON時にアンダーステア傾向になります。
・低グリップ路面向け、またはフロントワンウェイとの組み合わせに向きます。





==========ソリッドアクスル============
ソリッドアクスルは左右のタイヤがいつでも同じスピードで回転します。
ソリッドアクスルのこうかは前後どちらで使用するか、またもう一方がどの
タイプのアクスルを使用しているかに依存します。

リアソリッドアクスル
リアソリッドアクスルはグリップが非常に高いときに使用されます。このときは
フロントワンウェイとともに使用されます。この組み合わせの場合はブレーキは
後ろのタイヤにしかかからないことに注意してください。
あなたは、これを補うようにドライビングスタイルを変更する必要があるかも
しれません。

フロントフルタイムソリッドアクスル
アクセルOFF時とON時:両方のホイールは同じ速度で回転します。(スピードは
フロントアクスルに合わせられます。)
最適の組み合わせ:リアボールデフ
最適の使用時:低~中グリップの路面向けです。スロットルOFF時に
オーバーステア傾向となり、コーナーでブレーキを必要とします。このアク
スルはスロットルOFFの曲がりと効率を減少します。攻撃的なドライビング
向けです。

 フロントフルタイムソリッドアクスルは通常大きな屋外のサーキットもしくは
 ブレーキポイントに特徴があるサーキット、滑りやすい低グリップのコンディションで
 使用します。フロントソリッドアクスルはスロットルON時の曲がりを増加し、
 4輪すべてでのブレーキを可能とします。フロントワンウェイを使用していたときと比べ
 ブレーキタイミングを遅らせることが可能です。 全体的に見て、フロントソリッド
 アクスルの使用は、車を運転するのをかなり簡単にします。


フロントソリッドワンウェイアクスル
 スロットルOFF時:両方の前ホイールは一緒に前方に回転します。しかし前のアクスルは
  独立して回転します。
スロットルON時:両方のホイールは同じ速度で回転します。(スピードはフロント
アクスルに合わせられます。)
最適の使用時:中~高グリップ路面でコーナーでブレーキを必要としない場合向けです。
スロットルOFF時の良好な曲がりと効率を提供します。


==========ワンウェイアクスル==========
RCでは2種類のワンウェイアクスルがあります。一般的なのはフロントワンウェイアクスル
です。もう一つはセンターワンウェイアクスル(プーリー)です。

フロントワンウェイアクスル
スロットルOFF時とブレーキ時(コーナー入り口&コーナー中盤):
前の内側と外側のホイルはそれぞれ独立して前へ回転します。フロントボールデフ
と同じように機能しますが、フロントタイヤではブレーキがかかりません。
スロットルON時(コーナー中盤&コーナー出口):
両方のタイヤは同じスピードで前方へ回転します。これはフロントソリッド
アクスルと同じように機能します。少々スロットルON時にアンダーステア傾向に
なります。
最適の組み合わせ:リアボールデフまたはリアソリッドアクスル
最適の使用時:グリップが高くスロットルOFF時にアンダーステア傾向でもブレーキを
必要としないサーキット向けです。これはスロットルOFF時に最高の曲がりと
効率が良くなります。スムーズなドライビングスタイル向けです。


センターワンウェイ
訳注)XRAYのセンターワンウェイは効き具合を調整可能のようです。
   また、ベルト駆動ですのでワンウェイ「プーリー」です。

アジャスタブルワンウェイプーリーはどれくらい自由にリヤアクスルに連携して
フロントアクスルの回転を与えるかの調整に使用されます。 あなたはlayshaftで
ワンウェイプーリーの調整をすることができます。 完全に締めた場合(フルタイム
4WD)から、スロットルOFF時に完全に前のホイールがフリーになるように
(スロットルONで4WD OFFでRWD)することも出来ます。どこかで中間でそれが
あなたの運転するスタイルに合うように設定できます。


フロントワンウェイ vs センターワンウェイ
フロントボールデフとセンターワンウェイを使用するとき、あなたは加速で
ボールデフの効果を得ています。 それはコーナーでスロットルONにするとき、
内側のホイールがグリップを失う場合、外側のホイールにのみ力を受けるのを
防止することが出来ます。(訳注:巻かないってことですかね?)
フロントワンウェイは左右それぞれに独立したワンウェイベアリングを持つ
構造上この問題を持っています。これは左右のホイールはボールデフの様に
それぞれ違う回転数で回転が出来ますがスロットルON時は1つのタイヤが
グリップを失った場合でももう一方のタイヤには力が渡されますので
コーナーでそのタイヤの方に引っ張られる可能性があります。

緩いセンターワンウェイもしくはフロントワンウェイを使用する場合はドラッグ
ブレーキを使用すべきでないことを覚えておいてください。ほとんどのレーサーが、
ブレーキを減らすのにはプロポの設定を変えることが便利であることを見つける
でしょう。(スロットルEPA設定を使用してください)。
これは、後輪タイヤが不意にロックされるのを防ぐでしょう。



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