徒然なるままのブログ。日記とも言う。

2014年9月8日月曜日

パンチレート

最高速が伸びない点についてシャロン氏から「パンチをいじったら?」と言われた。もともとNaotosは「パンチ」と呼ばれるものをいじったことがなかった。大体「パンチ」って何よ?俺的にはパンチといえばもつ煮込みだぞ。
ESCでスロットルカーブをいじって仮想的にパワーが出た感を出すもんじゃねえの?くらいに思っていたのだがESCのマニュアル(G-Force/SkyRC両方)を見ても説明がないのでちょっと調べる。

G-Force TS120A/SkyRC Toro TS120Aはパンチ関係のセッテイング項目として
・パンチレートスイッチングポイント
・1stステージパンチレート
・2ndステージパンチレート
がある。こういうESCは初めて。まあ大体この手のものって1社採用したら他も採用するものなので調べて行ったらHobbyWingも現行のものではそうなっているらしく、アメリカのHobbyWingで「これは何よ?どう変わるのよ?」って質問している人がいて、それに対しての丁寧な回答があった。

以下翻訳。多分TS120Aでも同じはず。


パンチレートコントロール:
このセッティング項目はESCのスターティングモードを定義します。
この項目にはいくつかの下位項目があります。ファームウェアは2ステージのパンチレート
セッティングが可能になっており、これは前進時のスロットル操作に2種類のパンチレート
セッティングを与えることが可能です。
注意:もしあなたが高いパンチレートを使用する場合、放電能力の高いバッテリーが必要
となります。そうでないとパンチレートのセッティングの恩恵を得ることができません。
高いパンチレートを使用してモーターがスムーズに動作しないと感じたのであればそれは
バッテリーの性能に対しパンチレートが高過ぎるということになります。

2A-パンチレートスイッチングポイント:
これはパンチレートを切り替える前進方向のスロットル入力位置を定義します。
1~99%で1%刻みで設定できます。

2B-1stステージパンチレート:
スイッチングポイントで設定した値に達するまでに使用するパンチレートです。
1~30で設定可能で1が最弱となります。

2C-2ndステージパンチレート:
スイッチングポイントで設定した値に達した後に使用するパンチレートです。
1~30で設定可能で1が最弱となります。


概要:
パンチは基本的に「カレントリミッター」と呼ばれるものです。モーターに与える
イニシャル電流に制限を与えます。大半のESCではこれは単一の値で制御しますが、
HobbyWingではより多くの項目を制御する事ができます。
パンチレートスイッチングポイントはスロットルの握りに対してのパンチレート切り替え
場所の定義です。もし1%に定義すればほぼ2ndステージパンチレートの値のみが有効になり
ます。正しくは最初の1%のみ1stステージの値が使われますがそれは影響ないでしょう。

適用:
17.5Tレーシングクラスではモーターは下からマイルドなトルクを与えるでしょう。
あなたは通常スイッチングポイントを1%にして2ndステージのみで設定を行うでしょう。
高グリップ路面では私は通常1stと2ndの値を30に設定します。これはあなたのモーターの力を
最大限に引き出します。もしあなたが低グリップ路面で走らせるならば10もしくはそれ以下を
使用するほうがよいでしょう。でも加速も鈍ることを忘れないで下さい。
モディファイドクラスではあなたの好みに合わせたセッティングをすることになります。

例:
スイッチングポイントを30%に指定し、1stステージを5~10に設定すればスロットルを
ラフに操作しても(極)低速からスピンすることなく加速が可能です。そして2ndステ
ージを20~30にすればスロットルの31%からモーターの持つ全ての力を利用する事ができます。
これは必要に応じて細かく設定を行うことができます。



全然知らなかったわ。あれ、カレントリミッターかよ。
Naotosはここはいじってないので、スイッチングポイントが50%で1stも2ndも5のまま。
とりあえず30に増やしてやってみるしかないわな。

つうかさ、マニュアルに書けよ。

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